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骨粗しょう症予防には乾し海苔を!!

2017年01月23日

骨粗しょう症予防には乾し海苔を
比べて分かった意外な事実


 

板海苔には、状態によって3つの呼び名があります。
摘んだ生海苔を細かく刻んで板状にして乾した「乾しのり」。
その乾しのりを焼いた「焼きのり」。
そして、焼きのりに味を付けた「味付けのり」です。
実はこの3つ、同じ海苔でも含まれる栄養の量が違うんです。

そこで今回は、文部科学省の食品成分データベースをもとに、
100g当たりの栄養の量を比較してみました。
すると、いくつかのデータに大きな開きが!

味付けのりの塩分は焼きのりの3.2倍

まず大きな差がついたのが、塩分(ナトリウム)。
ほしのり610mg、焼きのり530mgに対し、味付けのりは1,700mgと焼きのりの3.2倍。
塩分を控えたい方には、焼きのりが一番よさそうです。

乾しのりのβカロテンはニンジンの5.5倍

続いて、差が目立ったのが、βカロテン。
皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫力を高める効果があるといわれる成分。
視力の維持や改善にも不可欠なことから「目のビタミン」とも呼ばれています。

βカロテンが豊富といわれるニンジンが8,600㎍(マイクログラム)なのに対し、
焼きのりは25,000㎍、味付けのりは29,000㎍と桁違いの多さ。
そしてさらにスゴイのが、乾しのり。なんと38,000㎍!ニンジンの5.5倍!
食品成分データベースに登録されている食品の中では、堂々の第1位。
海苔のβカロテンは、焼く前の方が高いことが判明した。

丈夫な骨づくりには乾しのりがオススメ

そして!今回の比較で、最も大きな差が見られたのが「ビタミンK」。
ビタミンK…? 大半の方はこんなリアクションでしょう。
あまり聞きなれない栄養ですが、実は、調べてみたらスゴイ栄養でした!

ビタミンKには、主に2つの働きがあります。

ひとつは、「正常な血液凝固を促す効果」。
凝固といっても、血液をドロドロにするわけではありません。
ケガなどで出血した時に血液をゼラチン状にして固める働きです。
このことから「止血のビタミン」と言われています。

そして、ビタミンKにはもう一つ重要な働きが。
それは「骨の形成を促す効果」です。
カルシウムが骨に沈着するのに必要なたんぱく質を活性化し、
骨の形成を促してくれるのです。
このため、ビタミンKは、骨粗しょう症の治療薬としても使われています。

では、海苔には、どれくらいのビタミンKが含まれているのでしょうか。
豊富といわれる明日葉が500㎍、モロヘイヤが640㎍なのに対し、
焼きのりは390㎍、味付けのりが650㎍ほど。
そして驚くべきは、乾しのり。その量、なんと2,600㎍!

乾しのりは、味噌汁やラーメンといった汁物やサラダなどに入れると、
独特のとろみが出てとても美味しく食べられます。
生海苔をそのまま干した「ばらのり」でも乾しのりと同等の栄養を摂ることができます。
是非、おいしさを体験してみて下さい。

※このコーナーに掲載している数字は「文部科学省 食品成分データベース」を参考にしています。

尾身 奈美枝 料理研究家
尾身奈美枝さんのごちそうレシピ
尾身奈美枝・料理研究家

「フードコーディネーター」という職種を世に広めた先駆け的存在。
「料理の鉄人」をはじめ、多くの番組や誌面を手掛ける。
身近な食材を使った手軽でおいしい料理を得意とし、 「きょうの料理」で先生役を務めるなど料理研究家としても活躍中。
「海苔をもっとおいしく、もっと近くに」をコンセプトに、 gozzoのごちそうレシピを考案いただいております。