2017年02月14日
乾燥肌や肌荒れなど、お肌の悩みが増える冬。
保湿や美容液など“外側”からのスキンケアに気を取られ、
ついつい“内側”からの対策が疎かになりがち…
そんな時、強い味方になってくれるのが「海苔」。
“食べる美容液”とも呼ばれる、驚きのパワーをご紹介します。
美肌づくりに必要不可欠な栄養といえば「たんぱく質」。
髪や爪を美しく保つのにも欠かせません。
実は、海苔は「海の大豆」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質が豊富。
その比率は、重量の約40%と大豆を上回るほど。
海苔一枚で卵1/3個ほどのたんぱく質を摂ることができます。
たんぱく質と並び、美肌に欠かせないのが「ビタミン」。
海苔は、ビタミンA、C、B1、B2、B12、葉酸など、
12種類のビタミンをバランス良く含む、ビタミンの宝庫。
肌や髪の再生、老化防止などの作用があるといわれるビタミンB2は、うなぎの約4.8倍。
海苔3枚ほどで成人女性が1日に必要なビタミンB2が摂れます。
ビタミンB2は脂肪の燃焼も助けるので、海苔はダイエットにもオススメ。
海苔に含まれるビタミンCは、レモンの約2.1倍。
ビタミンCには、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ美白効果や、
肌のコラーゲンの生成をサポートする効果があるといわれています。
しかも、熱に弱いとされるビタミンCですが、
海苔のビタミンCは熱に強く焼いても壊れません。
若々しいお肌をつくるには、血行を良くする鉄分も必須。
海苔に含まれる鉄分は、ほうれん草の約5.7倍。
ほうれん草と海苔を和えれば、手軽に鉄分満点の料理が完成。
海苔の鉄分含有量はレバーにも匹敵するほどなので、
レバーが苦手という方にもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
ご紹介した栄養は、美肌だけでなく健康のためにも積極的に摂りたいものばかり。
毎日の食卓にぜひご活用ください。
※このコーナーに掲載している数字は「文部科学省 食品成分データベース」を参考にしています。